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今日はバイトで、卒業した子たちが残したプリントや教材を整理していました。どうせ全て捨てるので一気にゴミ箱に入れてもよかったのですが、時間もあったので一人ひとり時間をかけてやりました。

仲のいいの子のファイルを整理するときは、遺品整理をするような心持ちでした。徐々に上手くなる拙かったひらがな、今は当然のようにできている足し算の問題につけられたペケ。プリントの中に彼の成長の軌跡がたくさん詰まっていました。

僕はこの職種は向いていないのかもしれません。もう彼を超えるほど仲のいい子どもはできないでしょう。ずっと子供を見るたびに、彼を思い出すのです。日記も数日に一回、彼のことを書くのでしょう。未練がましいものです。