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長ネギが高いと頭にきます。

前提として僕は長ネギが大好きで、農家さんも愛しています。だけど長ネギが高いとムカつくのです。なんといってもあの細さ。人間は細ければ細いほど、スタイルが良いと持て囃されますが野菜は違います。野菜なんてものはね、太ければ太いほどいいし、でかければでかいほどいいんですよ。(「でかい」が、「高い」や「出かけ」と変換されて、さらに長ネギへの怒りを募らせています。)

ジャガイモとかカボチャを見てごらんなさいぎっちり詰まって、デカデカとしていて野菜なのにメインの顔をしているじゃない。でかくて太いというのは野菜にとってとてつもないアドバンテージなんです。300円の馬鹿でかジャガイモと同じ値段の長ネギがあったら、僕はジャガイモに魂を売ります。その日の献立が長ネギを使うものでも、代替食品としてジャガイモを使います。

でも僕が腹を立てるのは長ネギだけじゃありません。先ほどから野菜コーナーの隅でビクビクしながらこちらを見ているきゅうり、貴様もです。僕はきゅうりも、それに付随する全ても愛しています。だけれども、いや、だからこそ、全体の9割が水分のきゅうりが高いのが許せません。もはやきゅうりを買うよりも全体の10割が水分のお水を買った方がお得です。

話は逸れましたが、結局僕は長ネギの値段に憤慨するほど、長ネギが大好きなのです。関心があるからこそ、金額に腹を立てるのでしょう。どうですか?いっそのこと野菜の金額は質量とサイズ感で決めませんか?長ネギもきゅうりも今より安くなるはずです。その代わりに、ジャガイモやカボチャといったぎっちりぎちぎち野菜たちの価格が高騰するでしょう。そうなれば今度は、ジャガイモたちに腹を立てたブログを書きます。SDGs、怒りを忘れない。